OpenAIは2026年9月8日に、次世代モデル「GPT-6 Astra」を発表しました。同社は、コンピューター操作やソフトウェアエンジニアリング、サイバーセキュリティなどの分野で最先端の能力を持つモデルとして位置づけています。
高度な専門業務に対応する新モデル
GPT-6 Astraは、コンピューターの使用やブラウジング、科学研究、プロフェッショナルな業務において、世界で最も高い知能と整合性を持つモデルであるとしています。これにより、従来は専門的な知識や多大なコスト、時間を要していた課題の解決が実用的なものになります。
OpenAIの内部調査では、研究チームがエージェントに複雑なタスクを委ねることで、人間の労働1日に対して3.1エージェント労働日分の成果を出せるようになっていることが示されています。
垂直統合によるコストと性能の最適化
モデルの高度化に加え、同社は計算資源の制御を強化しています。GPT-5.6 Solの活用により、プロダクション環境でのサービス提供コストを20%削減し、トークン生成効率を15%以上向上させました。
さらに、独自の推論チップ「Jalapeño」を開発しています。テストでは、市販のシステムと比較してワットあたりのピーク・トークン・スループットが1.5倍から1.9倍に向上し、エンドツーエンドのレイテンシは1.7倍から3.6倍低減したとしています。同社は、NVIDIAやAMDなどのパートナーのアクセラレータと共に、年内にJalapeñoの展開を開始する計画です。
