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AWS、Microsoft OfficeにAIアシスタント「Quick」を統合

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AWSのAIアシスタント「Amazon Quick」がMicrosoft 365の各アプリに統合される様子を示す、リリース元の引用画像。

https://d2908q01vomqb2.cloudfront.net/f1f836cb4ea6efb2a0b1b99f41ad8b103eff4b59/2026/07/31/ML-20556-featured-image.png

2026年8月13日、Amazon Web ServicesはMicrosoft 365の各アプリにAI拡張機能「Amazon Quick for Microsoft 365」を提供開始した。既存のデータソースと連携し、ドキュメントやスプレッドシートの編集を支援する機能を追加している。

AWSが提供を開始したのは、Word、Excel、PowerPoint、Outlookに組み込まれるAIアシスタントの拡張機能だ。ユーザーは新しいアプリケーションを覚えることなく、日常的に使用するMicrosoft 365アプリ内で直接操作できる。

この拡張機能の特徴は、単なるチャットボットではなく「エンテンティブ(自律型エージェント)」として動作することにある。Wordではテキストの検索・置換やセクションの挿入を行い、変更点を視覚的に比較表示する。すべての編集履歴は監査証跡として記録され、元の文書との差分が明確に追跡可能だ。

Excelにおいては、複雑な数式の解釈や月次変動の異常値検出を支援する。外部データソースから取得した生データを整形し、Quick Sightなどのダッシュボードと連携して分析結果を検証できる閉じたワークフローを実現している。

Outlookではメールスレッドごとに履歴が保持され、会話の文脈を引き継いで作業を進められる。Wordと同様に、既存のドキュメント構造や書式を尊重しながらコンテンツを生成する点にも特徴がある。

導入面ではクライアント側のインストール不要で、クラウド上で動作するためIT部門の負担が少ない。Microsoft 365管理センターからの一括配布またはアドインストアからの個別導入が可能だ。ただしOutlook版はGraph API権限の関係上、管理者による承認が必要な場合が多い。

認証はQuick固有のものを使用し、Entraアプリの設定が不要な点も簡素化に寄与している。データは選択したAWSリージョン内に留まり、バックエンドインフラは完全に分離された環境で運用される。

発表元: https://aws.amazon.com/blogs/machine-learning/amazon-quick-for-microsoft-365-agentic-ai-where-you-work/