AWSは2026年8月20日、Amazon Bedrock AgentCoreのポリシー作成ツールを更新した。AIエージェントの行動を制御する「Dogwood」形式のルールを、自然言語で記述された文書から自動生成できるようになった。
AWSが発表した新機能は、Policy Authoringと呼ばれる自動化ツールだ。従来は専門的な構文を用いて記述する必要があった制御ルールを、運用手順書やコンプライアンス文書といった自然言語のまま入力できる。
このツールの最大の特徴は、時間軸にわたる行動の制限に対応したことにある。例えば、特定の時間帯のみでの返金許可や、直近15分以内の本人確認が完了していない送金の拒否など、過去の履歴を参照する条件も設定可能だ。
銀行の顧客対応エージェントを例示し、具体的な適用ケースを紹介している。口座間の資金移動において、過去12時間での合計額が上限を超えた場合にブロックする累计制限や、同一アカウントへの返金試行回数を1時間あたり3回に制限するレートリミットなどの記述方法を示した。
生成されたポリシーは、AgentCore Gatewayに組み込まれたDogwoodモニターによってリアルタイムで適用される。これにより、AIエージェントが組織の方針や規制に反する行動をとるリスクを低減できる。
