コンサルティング大手KPMGは2026年8月25日、全球AI動向調査「Q2 Global AI Pulse」の結果を発表した。20カ国の2,100人以上の経営幹部を対象に実施した調査では、AI導入から本格的な活用へ移行する組織が増加している傾向が示された。
KPMGは2026年8月25日、全球AI動向調査「Q2 Global AI Pulse」の結果を発表した。20カ国・地域の2,145人のCレベルおよびビジネスリーダーを対象に実施した本調査では、AI活用が実験段階から本格的な展開フェーズへ移行している状況が浮き彫りになった。
注目すべきは、AIの導入数が増えること自体が必ずしも成果につながらない点だ。調査結果は、明確な責任体制の構築、強力なガバナンスの整備、そしてAI運用に伴うコストの可視化といった「スケーリング能力」への投資が、持続可能な事業価値の創出を左右すると指摘している。
多くの組織がAI導入による恩恵を実感しつつも、確立された投資利益率(ROI)の達成には依然として課題が残っている。導入と実測可能な事業価値の間にギャップが存在する中、経営層は値打ちが不透明な場合の展開判断を見直す動きも見せている。
調査を実施するKPMGは、AIの責任と信頼をライフサイクルに組み込むことで、組織が自信を持ってAIを拡大できるように支援していると説明している。
