Amazon Web Servicesは2026年9月29日に、Amazon BedrockにおいてAnthropicのClaudeモデルによるリージョン内推論の提供を開始したと発表しました。具体的には、ソウルリージョンでClaude Opus 5およびClaude Sonnet 5が、シンガポールリージョンではClaude Sonnet 5が利用可能になります。
データ所在地の制約に対応するリージョン内推論
今回のアップデートにより、リクエストの処理が指定したリージョン内だけで完結する「リージョン内推論」が提供されます。入力プロンプトから出力結果に至るまでの全工程が、呼び出したリージョンから外に出ることはありません。これにより、金融サービスやヘルスケア、公共部門などの、厳格なデータ所在地の要件を持つ業務への活用が可能になります。
利用可能なモデルとリージョン
提供されるモデルの詳細は以下の通りです。ソウルリージョンではClaude Opus 5とClaude Sonnet 5が、シンガポールリージョンではClaude Sonnet 5が、それぞれ`bedrock-runtime`エンドポイントを通じて利用できます。なお、スループットは各リージョンの容量に依存し、料金は呼び出したリージョンのオンデマンド料金が適用されます。
開発者向けのインターフェース
開発者は、AnthropicのMessages APIのほか、Amazon BedrockのInvokeModel APIやConverse APIを使用してプログラムからモデルを呼び出せます。また、Amazon Bedrockのコンソール上にあるテキストプレイグラウンドを使用すれば、コードを書かずにプロンプトのテストやパラメータの調整を行うことも可能です。
