Amazon Web Servicesは2026年9月16日、Amazon Bedrock AgentCoreの機能としてシステムプロンプトの最適化機能を提供すると発表しました。この機能は、エージェントの動作ログを分析し、品質向上のための設定変更を自動的に提案するものです。
動作ログから改善案を自動生成
従来のAIエージェントの品質改善は、人間が長い動作ログを調査し、プロンプトやツールの説明を手動で調整するという、手間のかかるプロセスでした。AgentCoreのシステムプロンプト最適化機能は、蓄積された動作ログと報酬シグナルを活用して、改善されたシステムプロンプトを生成します。提案時には、なぜその変更が必要なのかという理由も提示されるため、人間が内容を確認した上でテストに進むことが可能です。
2種類の最適化手法を提供
本機能には、用途に応じて選択できる2つの手法が用意されています。一つは「Single Agent Reflector」で、単一のエージェントがログ全体を一度に確認して迅速に編集案を作成します。もう一つは、実験的な機能として提供される「Sub-Agent Reflector」です。こちらは複数のエージェントが役割を分担してログを詳細に分析するため、より高い品質の向上を実現します。
安全性を確保するガードレール機能
最適化プロセスでは、生成された設定案が不適切な状態にならないよう、プラットフォームレベルのガードレールが適用されます。具体的には、プロンプトの長さが従来比で20%を超えて増加した場合の拒否、安全性に関する基準のチェック、およびログ内のフレーズをそのまま再利用することを防ぐ仕組みなどが備わっています。
