AWSは2026年8月27日、Amazon Bedrock上でOpenAIのGPT-5.6モデルをインド地域で提供開始したと発表した。インド国内のデータ処理要件を満たしつつ、複数のリージョン間で推論リクエストを自動振り分けする機能を追加した。
AWSは2026年8月27日、Amazon BedrockでOpenAIのGPT-5.6モデル「Terra」と「Luna」をインド地域で提供開始した。インドの金融、医療、公共部門など、データが国内に留まることを求める業界向けに展開される。
今回追加されたのは、インド国内の複数のAWSリージョン間で推論を自動振り分けする機能だ。ユーザーがリージョンを指定せずとも、システムが混雑度を判断して処理を割り当てる。これにより、ピーク時のリクエスト処理が円滑に行え、アプリケーションの動作が安定する。
モデルは100万トークンのコンテキストウィンドウに対応し、テキストや画像を入力、テキストを出力する。データはインド国内のネットワーク上で暗号化され、デフォルトでは入力出力の保存は行われない。API経由で既存のアプリケーションに組み込むことが可能である。
容量管理の手間を省きつつ、インド国内のデータ主権を維持したまま大規模なAI推論を運用できる点が明確な特徴となる。
