AWSは2026年8月31日、Amazon Bedrockを用いたマルチテナント型チャットアプリケーションの参考アーキテクチャを公開した。各ユーザーの文書分離を保証しつつ、複雑な質問に対応する検索機能も備える。開発チームはインフラやセキュリティロジックの負担を軽減できる。
AWSは、企業データのドキュメント検索に特化したマルチテナント型チャットアプリケーションの参考アーキテクチャを公開した。
従来の構築では、ユーザーごとの文書分離と複数回の検索処理を安全に実装するインフラ開発が重荷となっていた。
今回公開された設計では、Amazon Bedrockが検索基盤を一元管理する。
ユーザーが複雑な質問を入力すると、システムが質問を分解して複数の検索を実行し、最終的な回答を生成する。
すべての検索ステップで、ユーザーごとのアクセス権限が自動的に適用される。
実装面では、ユーザー認証で得られた識別情報をサーバー側で検証する。
検索リクエストにはフィルタが自動的に付与される。
文書取り込みは、6メガバイト以内のファイルならAPI経由、それ以上ならストレージ経由で直接処理できる。
検索結果には出典情報が含まれるため、回答の信頼性を確認しやすい。
開発チームは、セキュリティロジックや検索基盤の構築に費やす時間を削減できる。
