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ELYZA、AIが自律的に開発を改善する研究組織を設立

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ELYZAが設立した研究組織「ELYZA RSI Research」のロゴ。

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株式会社ELYZAは2026年10月2日、AIが自身の能力や開発プロセスを反復的に改善する「再帰的自己改善(RSI)」の研究を推進する組織「ELYZA RSI Research」を設立すると発表しました。同社はこれまで蓄積してきたAI開発の知見を基に、AIエージェントが基盤モデルの開発や評価を担う高度な研究開発を目指しています。

AIによるAI開発の高度化を目指す

ELYZA RSI Researchは、AIエージェントが基盤モデルや制御用のハーネスを開発・改善し、その成果を評価機構で検証する仕組みを研究します。得られたフィードバックを次の開発に反映させることで、改善サイクルを継続的に回す再帰的な仕組みの実現を目指しています。

研究の進展に伴い、将来的には開発を担うAIエージェント自身も改善の対象に含めることを想定しています。同社は、人の関与が徐々に減少していき、最終的には人が設定した目的と制約の範囲内でAIが自律的にサイクルを回し続ける段階への進展を見据えています。

研究成果による開発の効率化と精度向上

同社はすでに、社内の学習基盤を活用して国産オープンモデル「llm-jp-4」シリーズの性能向上に成功しています。人間が介在する作業を1〜2人日程度に抑えながら、モデルの学習から評価までの一連のプロセスを実行できることを確認しました。

また、自律改善エージェントを用いてAIエージェントの動作を制御するハーネスを自動改善する実験では、タスク成功率が最大27.2ポイント向上しました。さらに、精度維持とコスト削減を同時に目的とした場合、推論コストを67%削減できることも確認しています。

研究成果を活用した事業展開

これらの研究成果は「自律研究基盤」として整備され、業界や業務に特化したAIエージェントの開発に活用されます。その第一弾として、音声対話AIエージェント「ELYZA Voice Agent」を開発しました。今後はロボティクスなどの物理空間におけるAI領域への研究拡大も目指しています。

発表元: https://elyza.ai/news/2026/10/02/rsiresearch