Metaは2026年9月23日、カンファレンス「Meta Connect 2026」において、パーソナルAIエージェント「Muse」の進化と、それを支える新たなハードウェア群を発表しました。AIがユーザーの代わりにタスクを実行する機能や、ウェアラブルデバイスのラインナップ拡充が示されています。
AIエージェント「Muse」の進化と連携拡大
AIエージェント「Muse」は、音声によるリアルタイムの対話が可能になりました。ユーザーは声の速さやアクセントを指定して、エージェントの声をデザインできます。また、Museは独自のメールアドレスを持ち、ユーザーに代わってタスクを遂行します。Mac向けには、ユーザーの許可を得てアプリを操作できる機能が追加されました。
さらに、外部サービスとの連携も大幅に強化されています。Shopifyに加え、WalmartやBest Buy、PayPalなどの小売・決済プラットフォームに対応しました。NotionやGitHubといったビジネスツールとも連携し、旅行計画のためのExpediaや、買い物支援のInstacartとの連携も予定されています。
AIグラスのラインナップ拡充と新機能
Metaは、Ray-Ban、Oakley、Meta Glassesの各ブランドを通じて、AIグラスのラインナップを拡充します。今年末までに、100種類以上のスタイルが展開される予定です。新たに、強力なAIとオープンイヤー型オーディオを内蔵した初のオーディオグラスが登場します。Ray-Ban Metaの次世代モデルでは、よりスリムなデザインと、過去最長のバッテリー駆動を実現しています。
ソフトウェア面では、聴覚をサポートする機能が導入されます。米国では今年中に、軽度から中程度の難聴を抱える成人向けに、FDA(米国食品医薬品局)の認可を受けた聴覚補助機能が提供開始されます。価格は149.99ドル、またはMeta Oneのサブスクリプションで利用可能です。また、Dolby Atmosによる360度空間音響でのビデオ録画にも対応します。
新たなコンピューティング体験の提示
Metaは、新しい「Meta VR Glasses」を初公開しました。これはメガネのように身に着けられるウェアラブルデバイスでありながら、IMAX級の映画体験とフル空間コンピューティングを提供します。また、ポケットに入れて持ち運び、Museと対話するための専用デバイス「Muse Charm」も発表されました。
