2026年8月25日、Perplexityはローカル環境で動作するAIエージェント「Portable Computer」を提供を開始した。NVIDIA DGX Spark上で動作し、機密データを端末内に留めたまま複雑な業務処理が可能となる。
ローカル実行によるデータ保護とコスト効率
Perplexityは本日、ユーザーのデバイス上で完全に動作するAIエージェント「Portable Computer」を発表した。この製品はNVIDIA DGX SparkおよびRTX GPU搭載PC向けに設計されており、機密性の高いコードや文書といったデータを外部に送信せずに処理できる点が特徴である。ローカルでの処理にはクレジット消費がないため、高頻度な業務タスクを効率的に実行できる。
端末内での自律処理とクラウドへの昇格
Portable ComputerはQwen 3.8 27BやPPLX 27Bなどのモデルを使用し、ファイルの解析やドキュメント間検索、デバイス上でのアクション実行を行う。必要に応じてユーザーの承認を得てクラウドへタスクを移行する仕組みを採用している。これにより、機密情報は端末内に保持しつつ、市場動向の確認や高度な推論が必要な場合はクラウドリソースを活用できる。
アプリ連携とセキュリティ体制
Google DriveやGmail、Slack、GitHubなどのアプリコネクタを通じて業務フローを自動化できる。音声入力機能もローカルで動作し、録音データが外部に漏れるリスクを低減する。コード実行やツール操作は分離されたサンドボックス環境で行われ、クラウド版と同水準のセキュリティ基準を満たしている。
提供開始と対応プラットフォーム
現在、PerplexityのProおよびMaxサブスクリプション会員を対象に、Linux環境でのDGX Spark向け提供を開始した。Windows版のサポートは近日中に追加予定である。セットアップはPerplexityアプリからのワンクリックインストールで完了する。
