Common Sense Mediaは2026年9月15日、AI検索エンジン「Perplexity」の安全性に関する評価結果を発表しました。同機関の調査によると、Perplexityは8つの主要なAI原則すべてにおいて「高リスク」または「容認できないリスク」と判定されました。
Perplexityは、Google Searchの代替として展開していますが、若年層にとってより安全な選択肢とは言えないと評価されています。テストでは、5つの重大な危害を防ぐための基準のうち、4つで不合格となりました。また、引用されたソースを監査した結果、4分の1以上が編集責任のないユーザー生成サイトによるものでした。
若年層向けの機能についても課題が指摘されています。学生向けに展開されている「Academic mode」では、生徒自身が行うべき宿題の多くを完了させてしまうことが確認されました。また、15歳として登録したテストアカウントに対し、ポルノコンテンツの議論やロマンチックなロールプレイを行うなど、成人と同様の扱いがなされる場面がありました。
危機管理への対応も一貫性を欠いています。子供が危機的な状況にあることを察知する能力はGoogleよりも優れているものの、提供される支援策は不適切であったり、古い情報であったりすることがあります。デフォルトのチャット機能では、会話の文脈から安全に関する重要な情報を引き継げないケースも見られました。
データ保護の面では、未成年者向けの個別の保護策が確認されていません。メンタルヘルスや身体、アイデンティティに関する検索について、成人の検索とは異なるデータ保護が適用されるという公開されたポリシーは見当たりませんでした。
