Googleは2026年7月16日、Google DocsのGemini機能における言語サポートを11言語に拡大すると発表した。さらに28日には、コメントスレッドの要約や返信ドラフト作成などのワークフロー改善機能も公開された。
発表の内容
Googleは2026年7月16日、Google Docs搭載のGeminiにおける利用可能な言語を11言語に拡大すると発表した。追加されるのは中国語(標準語)、オランダ語、マレー語、ヘブライ語、ポーランド語、トルコ語、チェコ語、インドネシア語、スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語である。これにより、対応言語の総数は19言語となる。
また同日、Geminiを活用した文書の生成や編集機能である「Help me create」や「Help me write」などの利用環境が整備された。これらの機能はGoogle Drive、Gmail、Chat、およびウェブ上の情報を統合して活用できるWorkspace Intelligenceによって駆動されている。
これまでとの違い
言語サポートの拡大により、非英語圏を含む多様な地域でのGemini活用が可能となった。これまでは英語や日本語など主要な8言語のみが対応していたが、今回の追加によりビジネスや教育現場での利用範囲が広がったと見られる。
また、2026年7月28日にはコメント機能の強化も発表された。Geminiによるコメントスレッドの要約、未解決事項の特定、返信ドラフトの作成などが可能となった。これにより、複数人での文書編集におけるコミュニケーションコストが軽減される可能性がある。
実務への影響
これらの新機能はGoogle Workspaceのビジネス向けプラン(Business StandardおよびPlus)、エンタープライズ向けプラン(Enterprise StandardおよびPlus)、教育向けプラン(Education Plus)などで利用可能である。一般ユーザーの場合はGoogle AI ProやUltraプランが必要です。
管理者は、DriveにおけるGemini for Workspaceを有効にすることでデフォルトで機能を利用できるように設定できる。エンドユーザーにはWorkspace smart featuresの権限が必要となる。ロールアウトはRapid Releaseドメインでは7月15日から、Scheduled Releaseドメインでは8月1日から段階的に開始される。
残る論点
詳細な動作環境や具体的な導入手順についてはリリース元のヘルプセンターを参照する必要がある。また、各機能の使用制限や課金体系に関する明記は確認できていない。
