2026年8月17日、AI研究ラボのPeripheralは、スポーツメディア向け空間知能プラットフォームの拡大に向け、Inovia CapitalとDeloitte Venturesが共同でリードする870万ドルの新規シード資金調達の完了を発表した。これにより同社の累計調達額は1,250万ドルとなった。
投資家参加と資金使途
Peripheralは、Inovia CapitalとDeloitte Venturesによる共同リードを含む870万ドルの資金を調達し、既存出資者のKhosla VenturesやEntrepreneurs Firstも追加で参加した。この資金はエンジニアリングチームの拡大と、スポーツリーグおよびスタジアムでの展開加速に充てられる。
技術の特徴と実績
同社のAIベースのリコンストラクション技術は、標準的なマルチカメラ映像を完全にナビゲーション可能なゲームライクな環境に変換する。これにより没入型のリプレイや高精度なプレイヤー追跡が可能になる。従来のボリュメトリックキャプチャシステムと比較して設置コストが90%以上削減され、必要なカメラ台数も大幅に減る。
NBA Summer Leagueでの実証
2026年NBAサマーリーグにてNBAおよびWNBAの役員向けデモが行われた。トロント・ラプターズのソーシャルメディアで公開された技術紹介動画は数百万回の再生回数を記録した。また、QSLAとのパートナーシップにより北米初のバイオメカニクスバスケットボール撮影ラボも構築されている。
今後の展開
今年後半にはブラウザベースのリプレイシステムという消費者向けプラットフォームのデビューが予定されている。
