Solv LabsとICMEは、Amazon Bedrock AgentCore paymentsを活用し、AIエージェントによる決済の事前承認から実行時検証までを統合するワークフローを公開しました。各取引には暗号学的な証跡が生成され、監査やコンプライアンスに対応可能になります。
Solv LabsはAmazon Bedrock AgentCore paymentsを用いたAIエージェントの決済ワークフローを構築し、その仕組みをICMEとの共著記事で公開しました。
このシステムでは、エージェントによる決済実行時にORACLEというポリシーエンジンが事前承認を行います。承認にはICME PreFlightによる独立した検証も組み込まれ、取引パラメータやポリシー内容を開示せずに検証可能な証明が生成されます。
さらにAWS Nitro Enclave上で動作する整合性サービスが、ハードウェアレベルで実行記録に署名します。これにより、特定の環境で処理が行われたことを暗号学的に証跡化できます。各取引にはリスクエンジンによる個別の価格付けも適用され、決済前に完全なガバナンス記録が作成されます。
決済処理自体はAgentCore paymentsが担い、Coinbase経由でのオンチェーン決済へと結びつきます。一連の流れは4秒以内で完了し、監査証跡が自動的に生成されるため、エージェントワークロードのレイテンシー要件を満たすとされています。
このアプローチにより、エージェントが企業資金を動かす際の実行時ポリシー適合性やリスク評価を、第三者が独立して検証可能な形で記録することが可能になります。
