2026年5月28日、Microsoft は Microsoft Copilot Studio で外部モデルとして「Mistral Medium 3.5」の利用を追加したと発表した。このモデルは現在、早期リリース環境の顧客向けに世界中で提供されている。
Microsoft Copilot Studio は、組織がエージェントを本番環境へ導入する際に生じる、データ処理や管理に関する地域ごとの要件に対応するため、モデルの選択肢を広げている。
今回の追加である Mistral Medium 3.5 は、長期的なタスクの実行、複数のツール呼び出し、構造化された出力の生成を目的として開発された。リクエストごとに推論の強さを設定できるため、簡易なチャット応答から複雑なエージェント処理まで柔軟に対応可能だ。
特に欧州連合(EU)内の組織にとって、このモデルはエージェントのパワーソースとしての選択肢を広げつつ、データ処理を地域内で行える点が特徴的だ。これにより、新しいモデルプロバイダーを追加する際の調達オーバーヘッドを回避できる見込みである。
現在、このモデルは実験的な位置づけで早期リリース環境の顧客向けに提供されている。Microsoft は、テストや評価が完了するまで非本番環境での使用を推奨している。
管理者は Microsoft 365 管理センターと Power Platform 管理センターを通じてアクセス権限を設定できる。これにより、IT チームは利用開始前にパイロット実行や評価を実施し、自らのペースで展開を進めることが可能になる。
