Amazon Web Servicesは2026年9月28日、xAIのモデル「Grok 4.7」をAmazon Bedrockのモデルカタログに追加したと発表しました。このモデルはコーディングや知識作業、長期的なエージェントの運用に特化した設計となっています。
コーディングと知識作業への最適化
xAIは、Grok 4.7をコーディングと知識作業において最も高い能力を持つモデルとして位置づけています。このモデルは、困難なタスクに対してより長い時間をかけて取り組み、次のステップへ進む前に自身の出力をより注意深く検証するという特徴を持っています。
高いコンテキスト窓と推論制御
Grok 4.7は500Kトークンのコンテキスト窓を備えており、長いタスクにおいて効果的に活用できるよう設計されています。また、推論の負荷(reasoning effort)を「low」「medium」「high」「xhigh」の4段階で設定することが可能です。
性能の向上と検証結果
Independent evaluationによる評価では、Grok 4.7は前世代のGrok 4.6と比較して、エージェントによる知識作業やコーディングエージェントの分野で向上を示しています。具体的には、Intelligence Indexが44から46へ、Coding Agent Indexが47から56へと上昇しています。一方で、1つのタスクあたりに出力されるトークン数は、Grok 4.6の約3.8万トークンから、Grok 4.7では約8.1万トークンへと増加しています。
Bedrockでの提供形態
Amazon Bedrockでは、クロスリージョン推論プロファイルを通じて提供されます。利用者は、コストとスループットを重視して負荷を分散させる「Global」プロファイルか、米国内のデータレジデンシー要件や低遅延に対応した「US」地理的プロファイルを選択できます。また、サービスティアとして、標準的な「Standard」のほかに、優先的な処理を行う「Priority」、低コストな「Flex」が用意されています。
