2026年8月4日、さくらインターネットは生成 AI 向け推論 API 基盤「さくらの AI Engine」において、Preferred Networks の純国産基盤モデル「PLaMo 3.0 Prime」の提供を開始したと発表した。
発表された PLaMo 3.0 Prime は、PFN と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の共同研究による事前学習モデルをベースに開発された国産生成 AI 基盤モデルである。
この最新フラッグシップモデルは、推論性能や日本語性能の強化が図られており、AI エージェントなどの実務利用にも対応している。汎用的な生成 AI ユースケースから定型業務の代替、マルチ AI システムの中核を担う用途まで幅広く活用できるという。
技術的な特長として、Reasoning 機能により推論力と精度が向上し、複雑な指示への対応や段階的推論、数理・アルゴリズム問題への対応力が強化されている。また、PFN 独自開発のトークナイザを採用することで高トークン効率とコストパフォーマンスを実現している。
対応コンテキスト長は 64k から 256k に拡張され、AI エージェントとしての実務利用に対応した。独自データセットや日本語の業務文書・対話、専門領域での学習・評価により、日本語での自然な文脈理解や論理展開、指示追従性能が向上している。
安全性についても危険な情報やセンシティブな情報の扱いが改善されている。提供形態はクローズドモデル(Chat completions)であり、無償プランには対象外となっている。利用申請が必要で、承認後にコントロールパネルから開始できる。
