Google は 2026年8月13日、コーディングやエージェント用途向けの AI モデル「Gemini 3.7 Flash」を発表した。開発者フィードバックとアルゴリズムの改良に基づき、複雑なワークフローでの性能を向上させた。導入価格は前モデルの半額となる。
Google は 2026年8月13日、Flash シリーズの最新モデル「Gemini 3.7 Flash」を発表した。このモデルはコーディングやエージェント用途における最も知能の高いワークホースと位置づけられている。
コーディングタスクでは、デバッグや問題解決において前モデルを大幅に上回る性能を示す。FrontierCode 1.1 Main では 43.6%、DeepSWE v1.1 では 65.3% のスコアを達成し、本番環境での使用に適したコード生成精度が向上している。
ウェブ開発領域では、より少ないプロンプトで機能完備のアプリやレイアウトを生成できる。UI 生成においても参照入力に対するデザインの忠実度が高く、Arena.ai の WebDev Arena で 1588 の Elo スコアを記録した。
金融・法務・バイオサイエンスなどの知識集約分野では、複雑な文書の処理能力が向上している。GDP.pdf ベンチマークで 34.0%、AutomationBench で 30.4% を達成し、ビジネスワークフローの自動化においても前モデルを大きく上回っている。
開発者体験も改善され、指示への従順性やマルチステップ計画における実行精度が高まっている。これにより手動での監視や再試行が減少し、生産性の向上が期待できる。
価格は 100 万トークンあたり入力で 0.75 ドル、出力で 3.75 ドルの導入価格が設定されている。この期間は年内までとなる。Gemini Spark の個人向けエージェント機能でも本モデルが採用され、Google Workspace アプリとの連携精度が向上する。
セキュリティ面では、化学・生物・放射性・核(CBRN)分野やサイバー攻撃に関する悪用防止のガードレールが強化されている。
