近畿大学情報学部は、2027年度総合型選抜において自己PR動画やプレゼン準備での生成AI利用を認めた。思考深化やアイデア具体化への活用を想定し、利用の有無にかかわらず受験生の独自性を重視する方針を示した。
近畿大学情報学部(大阪府東大阪市)は、令和9年度(2027年度)の総合型選抜入学試験において、自己PR動画の制作やプレゼンテーション準備における生成AIの利用を正式に認める方針を明らかにしました。
同学部では既に授業で生成AIを活用した演習を実施し、課題解決能力の育成に取り組んでいます。高校生からの問い合わせを受け、入試での扱いを明確にするため今回の方針策定に至りました。
具体的な活用範囲としては、アイデア出しや構成検討、スライド作成などが想定されます。受験生は生成AIを活用した経験や工夫、得られた学びを自己PRに盛り込むことが可能です。
選考では、単なる文書生成の自動化ではなく、思考を深化させるための協働パートナーとして主体性を持って使いこなす実践力を重視します。利用の有無にかかわらず受験生自身の能力や独自性を評価し、利用環境の違いによる不利益が生じないよう配慮するとしています。
