2026年7月21日、音楽配信サービスDeezerは、AI生成楽曲の新しいアップロード数がピーク時の50%を超えたと発表した。同社は不正利用防止のため、これらの楽曲を推薦から除外する方針だ。
発表の内容
Deezerは2026年7月21日、AIによって生成された音楽のアップロード数が増加していることを発表した。2026年6月のデータによると、一日あたりの新規アップロード数のうちAI生成楽曲が占める割合は50%を超えた。この期間の平均的なアップロード数は9万曲に達した。
これまでとの違い
Deezerは2025年1月より独自開発のAI検出ツールを導入し、アルゴリズムによる推薦や編集プレイリストからAI生成楽曲を除外してきた。2026年6月からは、ユーザーが楽曲の内容を認識できるよう明示的にタグ付けを行うシステムも導入した。
実務への影響
現在、Deezer上で実際に再生されているAI生成楽曲の割合は1〜3%と低い水準にある。これは、検出された楽曲が推薦対象から除外されるため、自然な拡散が抑制されている結果である。また、2025年のデータでは、これらの楽曲によるストリーミングの85%以上が不正なものであったことが判明した。
残る論点
DeezerはAI検出技術をライセンス提供しており、業界全体の透明性向上と不正防止に貢献している。しかし、詳細な動作要件や設定方法などの技術的な仕様については記載がないため、具体的な導入方法はリリース元の資料を参照する必要がある。
