Googleは2026年8月13日、AI透明性やメディアの真正性を確保する規格「C2PA」のコンテンツ認証情報をローカルで検証するためのオープンソースC++ライブラリ「Credentio」を発表した。同ライブラリはGoogle製品で実証されたコードをベースに、プライバシーとパフォーマンスの問題を解決している。
Google製品の検証実績を共有
Googleは2026年8月13日、メディアの真正性を確保する規格「C2PA」のコンテンツ認証情報を処理するためのオープンソースC++ライブラリ「Credentio」を発表した。これは、Google製品約40でC2PA機能を支えてきたコードを公開したものである。
クラウド送信不要のローカル検証
Credentioはアプリケーション内で完全に動作する設計だ。メディアファイルをクラウドサーバーに送信する必要がないため、プライバシーの懸念やレイテンシ、帯域幅の制限が解消される。ユーザーはGoogleや外部エンドポイントにファイルを送信せずに認証情報を検証できる。
大容量ファイルでも低メモリ使用
従来のライブラリでは、数ギガバイトの動画や高解像度画像の検証時に大きな負荷がかかる場合があった。Credentioはこれらのボトルネックを解消するために設計された。小規模な画像から複数ギガバイトの動画まで、メモリ使用量を小さく維持する。
信頼リストによる正確な認証
現在のCredentioはコンテンツ認証情報の検証に焦点を当てている。開発者はカスタムまたは公式のC2PA信頼リストをAPI経由で指定し、権威ある機関に対して認証情報の真正性を評価できる。
今後の展開とコミュニティ参加
GoogleはCredentioの開発を継続し、仕様の変化に合わせて拡張していく予定だ。将来的にはコンテンツ認証情報の生成機能やメディアファイルへの埋め込み機能も追加する計画がある。開発者、セキュリティ研究者、メディアエコシステムのパートナーからの貢献を歓迎している。
詳細な動作環境や導入手順については、公開されているリポジトリのドキュメントを確認してほしい。
