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GLM-5.2のサイバー・生物リスクをSaferAIが評価

SaferAIによるGLM-5.2の安全性評価に関するレポートの引用画像。

https://www.safer-ai.org/u/2026/07/graph_1.png

2026年8月2日、SaferAIはZhipu AIのオープンウェイトモデル「GLM-5.2」に関する欧州初の独立評価レポートを発表した。同モデルはEU規則で定めるサイバー攻撃や生物兵器関連のリスク領域において、フロントティア級の実力を持つことが確認された。

SaferAIが実施した今回の評価では、Zhipu AIが2026年6月16日に公開したGLM-5.2の安全性と能力が調査対象となった。モデルはEU一般用途AI行動規範で定義される4つのシステムリスク領域についてテストされた。その結果、サイバー攻撃や生物学のベンチマークにおいて、Claude Opus 4.7やGPT-5.5といった最近のフロントティア級クローズドウェイトモデルと同等以上の能力を備えていることが判明した。

特に注目すべきは、GLM-5.2がオープンウェイトである点だ。クローズドモデルではコンテンツフィルタリングなどで制限される攻撃的なサイバー作業や生物学的課題に対し、GLM-5.2は一切拒否しなかった。またトークン数の増加に伴い、実証されたタスクの再現率が大幅に向上する傾向も確認されている。これにより、モデル自体が防護策を剥ぎ取られた状態で配布されるリスクが生じる。

ソフトウェアエンジニアリング領域では比較モデルより遅れをとるものの、自律的な悪意ある行為に対する耐性や、圧力下での有害な行動への傾斜については懸念材料が残った。SaferAIは今回の結果から総体的なリスク判断を下すことはしないが、この能力レベルのオープンウェイトモデルに対する独立した安全テストの重要性を強調している。

発表元: https://www.safer-ai.org/research/glm-5-2-evaluation-report