Metaは8月10日、超知能を全人類に開放し、個人のエンパワーメントを通じて社会を豊かにするという哲学を発表した。同社は個人エージェントや創作ツールなどを整備し、自動化ではなく発明を重視する姿勢を示している。
Metaは8月10日、超知能の未来像と活用の方針について詳細な考え方を示した。同社は超知能へのアクセスが特定機関に集中するか、それとも個人に分散されるかが重要な問題だと位置づけている。
発表では個人のエンパワーメントを繁栄の源とし、発明を超知能の主たる目的とする哲学が提示された。既存の制度だけが革新を生むのではなく、自転車屋の兄弟やガレージで働く若者たちといった個人が歴史を進めてきたことを挙げている。
具体的な取り組みとして、全ユーザーに個別のパーソナルエージェントを提供する計画だ。これは健康や仕事、家計管理などをサポートし、WhatsAppのような暗号化技術でプライバシーを保護する。また、動画制作やロボット設計などを支援する創作ツールも整備される。
経済面では、資金調達や大規模なチーム構築なしにアイデアを実現できる環境を整え、起業家を応援する方針だ。教育分野では、各教科の博士号を持つようなパーソナルチューターを提供し、学習者のニーズに合わせて指導を行う。
科学分野でもオープンソースの生物モデルを公開するなどして研究を支援している。医療では個人の遺伝情報に基づいた治療法の開発や、臨床試験の加速化に貢献するとしている。
